東西名探偵/平×新のSSブログです。幸せイチャイチャ中心。 死にネタ別れネタなし。初めての方はカテゴリーより「はじめに」をクリックしてください。 ご意見、ご感想等ございましたら カテゴリー下にあるリンクのWEB拍手や文末コメントにてお願いします。
恐ろしいと、思った。
それを自覚したのは最近のことだ。
好きという気持ちは、ずいぶん前からあった。
けれど、それが。
それが、こんなにも狂気を孕むものになるなんて。
そしてそれが、・・・徐々に彼へも侵食していたかもしれないなんて、
―――気づきたくなかったのに。
外気にさらされた熱を持った箇所を、新一は肌着越しに柔らかく噛み付いた。
すでにごまかしようもないほどに、平次の反応している自分自身が、その刺激にさらに煽られたか固さを増す。
もらされる笑みに羞恥が、けれど必死に逃げようとしてもどこかで抵抗がしきれない。
恐ろしい。
自分はこんなにも弱い人間だったか。
平次は拳を握る。
「ちゃんと、反応してるな。」
「工藤・・・堪忍してくれ。」
わかっている、本当はもう間に合わない。
性的な接触が始められた時点で、俺たちは戻れない。
息が、あがりそう。心臓が跳ねて、直接的な刺激に理性が焼き切れそうだ。
せめてもの抵抗に、鎖を強く引く。
手錠がきつく手首に噛み付いて、そこだけが現実に引き戻すようなリアル。
けれど肌着すら脱がされて、直に触れられて感触の熱が侵食する。
ぬるりと咥内が包む感覚に、恐ろしいほどの高揚が腰から背中へと昇る。
彼の口から竜が俺の体へと這い出たと錯覚するほど、質量を持ったそれが自分の内面を攫う。
彼は自分を抱くつもりなのか。
否、自分を抱かせるつもりなのだ。
ほどなくして固さに満足したか、舌で唇を舐めながら新一は自身のジーンズに指を掛けた。
片手でパチリとボタンをはずして、そのままずるりと太腿までジーンズを下げる。
露になる顔よりも白い肌が目の毒だ。
とろりとした視線で舐めるように俺を見て、片足をジーンズから引き抜く。
ぞくぞくっと駆け上るのは、何か。
そうして、彼は俺のものを掴むと、自分の秘所へとそれを導く。
本当はわかっている。逃げなければいけない。間に合わないとしても、その壁を越えてはいけない。
けれど。
くにゅりと先端が新一を撫でただけで、簡単に理性は焼け切れた。
手首の痛みも、遠い。
新一が体重をかけながら、すこしづつ、自身を埋め込んでいくのがわかる。
きつさと痛みがあるものの、隠せぬ喜びで苦しい。
新一は顔を歪めながら、浅く息を吐く。
苦しい。けれど、ぬるりとしたものが挿入を助けている。
その正体に気づくと、ひどく泣きたい気持ちになった。
・・・そんなことまでして?
「うー・・・」
苦しいのか、新一は呻いて爪を自身の腕に立てていた。
「くど、」
この腕が、戒められていなければすぐ解放できるのに。
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自己紹介:
二児の母。2009年に唐突に平新に。
何故だと自問自答しつつも数年ぶりに筆をとる。
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