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東西名探偵/平×新のSSブログです。幸せイチャイチャ中心。                                                               死にネタ別れネタなし。初めての方はカテゴリーより「はじめに」をクリックしてください。                                                 ご意見、ご感想等ございましたら カテゴリー下にあるリンクのWEB拍手や文末コメントにてお願いします。
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2026/07/01 (Wed)
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2010/03/30 (Tue)
大人向け描写あり。


ええっと・・・すみません。
せっかくのクスリネタでしたのに、肝心要のおねだりシーンやら、言葉責めができませんでした・・・!
私の軟弱者ー!
そんなわけで、いつもどおり、お送りしております。









平次は部屋に戻ると、ソファに蹲ったままの新一の背中を抱きしめた。
体を強張らせた新一が、けれどその体温の心地よさに震える。
「止めろ・・・っ」
新一の制止の声に答えず、平次はそのまま体重をかけていく。
彼のジーンズの前へと手を伸ばし、手馴れた指先でボタンを外した。
「服部!」
悲鳴のような声をあげながら、新一は逃げようと必死でもがく。
前をくつろげ、すでにゆるく立ち上がっていた新一のそれを下着の上から確認する。
平次はするりと下着の中へ手を入れて、直接彼に触れた。
びくりと新一の体が跳ねる。
やだ、と小さな抗議を受け付けることもなくやわやわと掌で揉みしだけば、それがすぐに先端から涙を流す。
背後から抱きすくめられて、腰にまきつく褐色の腕に新一は白い指を突き立てる。
膝で立ち首を振りながら、何とか平次の手から逃れようと無意識に爪を立てた。
痛みにかまわず平次は新一の項へと鼻先を埋め、彼が少しでも早く楽になるよう扱く指の速度を上げていく。
「あ、あ、あ、」
喉をそらし、悲鳴に似た声が部屋の空気を震わせる。
抵抗が緩くなるのを契機に、自由となる片手で新一のシャツを捲り上げて胸へと手を這わす。
びくびくっと震えた体が一気に弛緩し、新一の吐き出した白濁が平次の指を濡らす。
「早いな。」
それだけ薬の影響が強いと考えられ、意図せず平次の目に剣呑としたものが浮かぶ。
は、は、と息を荒げ、うまく呼吸すらできない新一を横目に、平次はぺろりと汚れた指を舐めた。
体調によってそれは日々味を変えるが、今回のものには口に残る独特の苦味がある。
おそらくは薬の成分が混じっているのだろう。
ならば、やはり薬はここからも抜けるのだと確信して、平次は行為を再開した。
新一の足を引きソファの上に体ごと横たえると、そのまま一気にジーンズを足首まで下げる。
「うぁ、」
前触れなく外気に晒され、足がすくんだ拍子にジーンズを全て脱がされた新一は、キッと平次を睨むと、いつものように蹴りを繰り出す。
しかし、そのスピードはいつもの3分の一にも満たない。
咄嗟に己の顔の前で彼の足首を掴んで蹴りを止めた平次は、その足の内側の踝に軽くキスした。
「後でなんぼでも蹴られたるから、今は堪忍してや。」
新一の足を掴んだ腕を外側へ開き、無防備になる彼自身に口付ける。
先程イったばかりだというのに、まだうなだれずにいるそれをおもむろに口の中へと招き入れた。
「いっ、」
薬によって過敏となった神経機関がスパークするよう、チカチカと新一の目の奥に白い光が舞う。
足を固定されて逃げようもなく、必死に平次の髪を掴んで押し離そうとする。
すでにカタチを成しているそこにぬるく舌が上下して、ぞくぞくと背中を這い上がる予兆。
「あーっ、あ、」
押し戻そうとしていたはずの手はすでに力なく、今は平次の髪をかき回すだけ。
平次は先端からとろとろと零れくるものを舌で拾い、時折キツク吸い上げながら新一を追い詰めていく。
指の先で入口をなで上げ、そのままつぷりと進入させてた。
何度も平次を飲み込んだそこは、慣れの為かさほど抵抗なくその指を受け入れる。
指を鉤のようにして中を荒らせば、新一の喉が啼いた。いつも通り、こじ開けるのではなく内側から開かせる。
ぐちぐちと音をたてて抉られる内壁に、絶え間なく上がる声。
新一の指は平次の髪を掴んで、そこにしか見出せない弱弱しい反撃を続けている。
この状況でも、いつもなら軽口さえ聞こえていたはずだ。
弛緩する内部から平次は指を引き抜きながら平次は眉を顰めてしまうが、すぐに表情を戻すと口から彼を解放した。
安堵の為か、ひくん、と体を震わした新一の顔に、己の顔を近づけていく。
「工藤。」
新一の目が薄く開いて、ゆっくりと平次を捕えた。
ちくしょう、と唇が動いたのが見える。
「工藤。今から、お前を抱く。」
嫌だ、と新一が首を振るのに苦笑しつつ、その顎を節ばった指で捕え、正面から向き合わせる。
「工藤、目、ちゃんと開けて。」
平次の指から逃げようと顔を背ける新一に、強請る声音で言い募る。
「ちゃんと俺やと、お前の目で確認して欲しいねん。」
きつく閉じられた瞼が、その声でパチリと開放された。
その下から怒気を孕んだ視線が平次を射抜く。
「・・・っるさねえ、やだっつって・・っ!」
「ん。すまん。」
新一の掌を頬に宛てると、それにまた軽く唇を落として平次はふわりと笑った。
その手を首にまわさせて、今度は新一の額へと同じように唇を落とした。
「好きや、工藤。」
「っか、やろ、」
「ん。でも好きや。・・・好きで、好きで仕方ないんや。だからこうして、」
平次は己のモノを出して、新一のそれへと押し当てる。
「抱くんや。」
言葉と共に一気に刺し貫くそれに、新一は声もなくただ身を震わせる。
けれど目は閉じない。平次の言った通り、自分を抱いているのは誰か、目を逸らさずに見ている。
黒く濡れた目、眦に薄く涙さえ浮かんでも、それでもひたすらに平次を見つめた。
その視線を嬉しそうに受け止めながら、平次は新一の中を掻き荒らす。
ひどく感じているのが自身から伝わる。
それでもなお、目を閉じようとしない新一に喜びを隠せない。
新一の爪が項を抉るのすら、心地いい。
気を抜けばこちらもすぐに達してしまいそうだ。
荒い呼吸音が部屋を支配する。空気が湿っていく。
「あ、あ、あ、」
びくびくと体を大きく震わせて、新一がまた達する。
「あー・・・、あ、や・・・」
その感覚が後を引くのだろう、声も、体の震えも止められずにいる。
腹に投げ出された液体がぬるりと脇腹を滑り落ちた。
寸でのところで、その締め付けに己もやばいところ。
平次は拳を固く握り締めてそれをこらえ、ふうと一息息をつきながら新一を見る。
肩で息をする彼を見る平次の顔がみるみる歪んで、そのまま彼に体ごと覆いかぶさった。
「工藤・・・っ!」
内部に楔を打ち込んだままぎゅうと背へ腕を回し、その肩口に顔を埋める。
「間に合うて、よかった・・・。」
きつくきつく新一を抱きしめて、平次はその声を震わせた。
新一がその体勢に、ひ、と小さく悲鳴を上げる。
「苦しいんはわかるけど、もうちょいだけこのままでおらせて?」
小さな声で請われ、新一は少しだけ躊躇った後、頷いた。

平次の到着が後数時間遅れていたなら、見知らぬ女が新一のモノをその柔らかい肉で食んでいたのかもしれない。
もしかするとあの中にいた男が、自分のように彼を組み敷いていたのかもしれない。
命をとられるのと同様、それは魂を裂く苦しみを味わったことだろう。
こうして腕に新一を抱いて、ようやく訪れた安堵とともに襲うその恐れ。
しがみついてくる大きな体が子供のようで、少しだけ新一は面食らう。
自分を信頼していても、平次への信頼が同じくらい篤いものだと理解していても、それでもこんなに不安にさせたのか。
「・・・は、っとり。」
新一は荒い息の中で名前を呼ぶ。
ぎゅうと瞼を閉じると腕を伸ばし、平次の首元へとその腕を絡めた。
「わりぃ・・・・・。」
「・・・俺こそ、すまん。」
謝罪には、意味がない。
事件があれば、危険を省みず飛び込んでいくのが俺たちの性だ。
きゅっと唇を噛んで、新一が平次の耳元へ囁きかけた。
「服部、・・・もぉ、動け、よ。」
切れ切れの息の中、懇願する響きを帯びた声が平次の肩を滑り落ちる。
「工藤。」
「も、てめえ、だから、いい。」
顔を見せたくはないのだろう、抱きついて平次の肩口に顔を埋めて新一は言う。
「ん。」
その体を、またぎゅうと深く腕に抱きしめて、平次は笑った。
そのまま新一の足を支えて、ぐいと奥深く突き入れる。
声に鳴らない悲鳴をあげて体を反らせる新一を抱き寄せて、平次が腰を突き動かしていく。
「好きや。・・・好きや、工藤。」
唇を重ねて、舌を絡ませた。
「好きや。お前が、ほんまに、」
互いの唇をゆるく噛んで、その歯列を舌でなぞる。
薬で鋭敏になった感覚についていけない新一は、その声に言葉で応えることはできなかったが、
声も曝け出し、自分の存在全てで彼を絡めとるかのごとく、舌で、腕で、平次へと絡み付いて離さない。
ぐちゃぐちゃに蕩けた熱が体の中心に灯り、それが平次によって掻き回されて体が跳ねる。
平次も自分を抑えることはできなくなり、何度も名前を呼びながら新一の中へ中へと沈んでいった。





哀は工藤邸の玄関の前に立ち、インターフォンを鳴らしたが何故か応答がない。
続けて数回鳴らせば、家の中から人の動く気配が生じた。
少しして廊下をバタバタと走る音が近づいてきて、がちゃりと勢いよく玄関の扉が開く。
「すまんかった。寝坊して・・・・・・ねーちゃん?」
掌で拝みながら言い訳をする平次をいつものごとく冷めた目で黙らせようとした哀は、視線を上に上げた瞬間顔を朱に染めた。
真っ赤になった哀に驚いた平次のセリフが途中で途切れ、首をかしげているのがわかる。
「存在が猥褻だわ・・・。」
「へ?」
小さく呟いた哀の声は、幸いにも平次には届かなかったようだ。
おそらく彼は今まで寝ていて、この呼び鈴の音で起きたのだろう。
急いだらしく、下はジーンズをはいているものの、上は素肌に白シャツを羽織っただけのいでたち。
肌蹴た胸にはキスマークらしきうっ血の後が散らばり、肩口にはくっきりと複数の歯形が残る。
褐色の肌に描かれたそれにあいまって、壮絶な男の色香が乱雑にかき上げられた髪から滴るようだ。
はーっと、わざとらしく大仰な溜息をついて、ずいとガラスの小瓶を平次へと突き出した。
反射的に受け取った平次が、すぐに顔を綻ばせて「おおきに。」と礼を言う。
それから、ふと眉間に皺を寄せて廊下の奥をふりかえった。
「薬の服用って、ねーちゃんの立会いが必要?」
「何故?」
「今、家の中、すごい状態になってて・・・。」
がしがしと後ろ頭をかきながら、叱られる前の子供のようにお伺いを立てる様子に、哀はまた溜息をついた。
平次一人の様子でさえ、こんな状況なのだ。
こちらも正直、惨状と思しき家の中に入りたくはない。
「薬は液体で、一回分しか入っていないわ。服用した後に水を飲んでもかまわない。」
「わかった。」
「服用後はしばらく様子を見て。何か変化があれば連絡をちょうだい。」
「・・・起こしてでも、すぐに飲ませたほうがええ?」
「出来るかぎり早めの方が無難ね。」
「了解。」
先程までの色香はどこへか、今はニコニコと笑い少年のような表情を浮かべる男を見ていると、
哀の体中に脱力感が広がり、睡眠不足とあいまって疲労の度合いを強くする。
「ほんまに、ありがとな。」
「あなたに貸しにしておくわ。」
「工藤やのうて?」
「ええ。」
首を傾げている平次の疑問に、答える気力もない。
むしろ、そのやけにスッキリした表情を見ていると頭痛がしてくるような気がした。
無意識に掌を己の額に宛てて、深く溜息をつく。
「俺も飲んだ方がええの?」
そんな哀の内情も知らず、トドメをさすかのように平次は遠まわしに薬の成分を摂取したことを告げる。
どんなカタチで摂取したかなんて、想像するまでもない。
「・・・好きにすればいいわ・・・。」
最後の気力もそがれた哀は、首をさらにがっくりと前に折る。
とりあえず明日の夕食は、このバカップルに豪華なディナーを用意させよう。
思いついたその考えは悪くないと、少しだけ哀は復活した。


後日の請求書は、果たしてどちらに届いたか。
受け取った男の青ざめた悲鳴が、工藤邸に響いたという。

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プロフィール
HN:
こば
性別:
女性
自己紹介:
二児の母。2009年に唐突に平新に。
何故だと自問自答しつつも数年ぶりに筆をとる。
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